続西へ〜紀行その5(2012)

そんな感じで京都の一日を過ごしたわけです。
〜もう、2ヶ月が過ぎてしまいました。


京都は前乗りのつもりのが本気モードで廻ってしまいました。
おかげで夜は早々に眠りに落ちたのでありました。
思い起こせば眠い三日間でした。
東京(新横浜)を出たのも早朝、翌日の奈良入りも早朝、
その次は日の出前のシュートでもっと早起き。


その早起きの二日目から始まります。


8時集合なので7時には奈良に向かわなければならないので
5時には起きようと努力したのですが、5:30になってしましました。
前回、書きましたように宿は昨日散策の反対側です。
とゆうことは、閃いてしましました、、。 散歩がてらに東寺に行けるよねと。
6時半までに戻れば大丈夫。すたこらと、、。
読んでいただいている方々には、目的の奈良へは、まだなのとお思いでしょが、
申し訳ありませんが暫しスペースを拝借して、、、、。
朝の東寺がいいのです。もっとゆっくりしたかったけど。本当!
みなさんも行ってみてください。

 朝の東寺


ということで奈良に出発です。近鉄奈良駅に8:30に迎えに来てくれるはずが?
いない、、、。電話すると「どうしました?」と聞かれる始末。
奈良にいると言うと「9時集合では?」と、、。メールを見るとやはり私が正解。
仕方なくJR奈良駅のレンタカー屋まで荷物を転がして歩くはめに。
そこには、何気ない表情で「早く借りれてよかったですね。」と、S氏。

 
  *S氏は某エンターテイメント会社の方でJapanese Meditationの育ての親
   前日の大阪出張だったのを幸いに近くだからと呼び寄せたのでしたが、
   しかし、多忙を極める彼はこの奈良までも夜から仕事を入れていたのです。
 


そんなこんなで早々に目的地へ。目的?それを語ってませんでしたね。
ただの観光と思っていたでしょう。本当はただの観光なんです、なんて(笑)。


それはJapanese Meditation新作の定義の確認とジャケットの撮影を
兼ねてということで、新作の音源は7月にほぼ出来上がってはいましたが
最終的な命を吹き込むまでには至っていませんでした。
その答えを求めて奈良に来た訳です。


余計なこと書いたのでそろそろ文面が長くなって読む気が薄れて
来るころでは。
長くなったので次回にしましょうか。
しかし、ここで終わると益々、回が嵩むから、続けることにします。
・・・お付き合いを。

 
車で向かった先は「天川大辯財天社」。音楽・芸術・芸能の大神の神様。
S氏曰く「必要としている人しか訪れることができない」とか。
そこに新作の足りないなにかがあるのではと。
(「あ〜ただの観光か」誰かの言ってる声が聞こえる。)



 香具山を越えたあたりか?


 こんにゃくおでんの美味な道の駅から


その日は有名な奉納演奏会の日でしたので、たぶん、いつもよりは
人が多かったのだと思いますが、それでも、早い時間に訪れることが
できたので静かな時間を持つことができました。




時間の都合で奉納演奏会は残念ですが見れませんでした。
その目的の為に遠方よりこられる方がいらっしゃるというのにねぇ〜。
もったいない限りです。


昔は日常的だったものが今では見えなかったり、聞こえなかったり。
喧騒の都会を離れて木々の呼吸が聞こえるような場所に来たら
私だけではなく各々の思うところがあるのではないでしょうか。
便利と引き換えに無くした何かがここで見つかるような気がします。
大いなる自然という神を前にしてたかが数千年の歴史の我々に
この自然という神秘を語ろうとするのは無理でしょう。
そう感じずにはいれませんでした。
それが答えなら私たちが目指すJapanese Meditationの定義は
このような場所に私自身が立っていることが即ちその作品に命を
吹き込むことだと。そう、忘れてしまったなにかを新作で感じて
いただければと思います。という訳で次回へ。



*新作は今回も世界配信です。2013年の1月からに決まりました。
 次回はその辺をもう少し宣伝的にいきましょうか(笑)



PS.その奥にある温泉はそれはいい湯でした。・・・やっぱり観光じゃない。