初伊勢参り〜外宮編〜

あ〜桜が咲いち〜まった。
昨年の伊勢参り書くよって2月に公言しておきながらの〜引き続きの体たらく。
そんなわたくしですがご容赦ねがいまして、再度の挑戦ということで
トライさせていただきます。



時は秋から冬になろうとしてるけどここ何年かの暖冬傾向で紅葉が美しい時期。
その時期に参拝することが可能になり嬉しい限り。
前日の仕事を終えてホテルに戻りひと眠り。眠気と戦い、
まだ朝起ききらぬ名古屋から電車に乗った。
特急で伊勢市までおよそ1時間半。朝食は駅で買ったちょっと甘めのパン。
初めての伊勢。何かに肩を押されてと言うべきかもしれない。
快晴と言ってもいい天気で、神はわたしを拒まれてはいないらしい。
伊勢参りには極上の一日である。
江戸時代であるならば生きてるうちに一度は行きたいところ、
って死んでしまっては行けないが、そのようなところに生きてるうちに
行けるのはなんとも幸いなことと。前日に買ったガイドブックを見ながら思う。
名古屋でのんびりというてもあったが、これを逃したらもう行くことも
ないと思うとやはり切符を買ってしまった。
「行き交う年もまた旅人なり」誘惑には勝てない。
しかし、小心者なので前日の葛藤が我ながら凄い。
いかに自身を納得させるかが(遠出するのに)毎回一番の問題である。
矛盾と言うほか無いが理由付けから入るのがここのところのマイブームと言うか、
スタイルといったところか。そんなことはさておき電車は思いとは関係なく進む。
関係ないが途中の白子駅は降りたことがある。特急電車は快適である。
伊勢市に着いた。当たり前だが初めての駅は勝手がわからず心もとない。
右と左を間違えると厄介なことがおおい。
ここも誤って改札を出てしまうと歩いて行けるものを観光タクシーの
お世話になってしまう事態も。だから、案内板は良く見ましょう。


書いていてこう思うのだが辿り着くまで長々と書いて、目的地はざっとに
なってしまう傾向があるようでなんとも申し訳ない気持ちになるのだが
そんなもんと思って読んでいただけたら嬉しい。
また、別のいい方をすれば目的地はビジュアルで感じて欲しい。
(偉そうにすみません。)



参拝にも基本があって外宮から参拝するのがいいらしいので、まずは外宮から。
わずかな商店街を抜けると目的地が展ける。

一見すると寂れ加減。
〜ここの商店街は帰りの電車待ちの間に散策するのだが
適当な茶店がないのには困った。




静かなかにも気品があってどの神社とも違うような気がしてくる。

外宮は正宮、多賀宮、土宮、風宮、月夜見宮を参拝する。
時間が早いせいか人影も少ない。
歴史の重みとそこからわき上がるパワーに圧倒されて言葉もない。
やはり訪れるべき時であったのかと、ある種の感動と畏怖の念が体を巡る。
ここは、今まで訪れた場所の何処とも違う。
伊勢参りとはこういうものか。
昔の人々はこの感動とも言えるものを持って帰って口伝したのではないか、
それがブームになって信仰にもなっていったのではないかと推測するのだが、
〜いかがか?〜


正宮


時間も迫ってきているので、いざ、内宮へ。
バスで、向かうことにする。

じかい初伊勢参り〜内宮編へ続く〜