心が痛いシリーズ、まずは「その1」

なんか、バタバタで言い訳にもならないがブログは止まってしまってる。
イベント的な催しがなく、ただただ地味に音楽をする為の準備に時間を
使ってる今日この頃。
前回のこもごもシリーズは何回かチェックしてなかったので、
今回から新シリーズとして、「心が痛いシリーズ」なるものを、
まずはその1。


音楽で生活してはや20数年がたち、毎年が想定外で、
飽きないで過ごしてこられたのは嬉しい限り。
今年も大好きな宅間孝行氏ともお仕事ができて後半に向けて
よしやるぞ的に静かに燃えておるのだが。


しかし、無い袖ばっかりでどうしたもんかと頭を捻ってるのは事実で、
夏目漱石先生の言われる通り、「兎角この世は行きにくい」と言うしか無く、
不満らしい不満は自分のまいた種的なことで、進めていいのか自答するばかり。
「ここまで来たらサクセス」とは見事なコーピーで、行くしかない。
と改めて感動する。


そんな状態の中では、やはり「心が折れる」こともしばしば、
答えが見つからない状態。
今に始まったことではなく誰もが抱えてこと。
そう思ってそんな時は「じたばた」するようにしている。
兎に角それしか出来ないのだから。


そんな時に心を揺さぶる歌に出会う時がある。
ハナレグミ「中央線」原曲はboomで宮沢さんの曲。
矢野顕子さんもカバーしてる。


この曲が青春時代の甘酸っぱい思いと重なって「心が痛い」まずはその1。


シーンが中央線だったかは忘れた、山の手線たっだかもしれない。
東京の大学に入ってそれは確か2年目。
たぶん新宿駅だったと思うのだが、僕はホームにある女性を見つけた。
彼女は中学の同級生わりと美人(と書いておく)で。
卒業してから初めて見たと言う感じ。憧れてもなく、好きでもなかった。
二、三、言葉を交わして別れた。そして、それから会っていない。


今でも、どうしてその時に連絡先を聞かなかったのか悔やんでいる。
たぶん、一生の不覚的なことにように思われて、、。今でも。
それが時に「心が痛い」現象になる。
連絡先を聞いたところでどうかなったかといえば、
ならなかった方が公算が高いと思うが、その時に憂いを残してしまったようだ。
この年になっても、その時に戻れるならそうしたい。思いはある。
現状、停滞感の状態の今時にこの歌を聞いてしまった。



心を揺さぶられることは物を作っている自身にとっていいことかもしれない。
まして、もしかしたら感動を与えられた仕事をしているのであるから。
この、痛みがでいいものが出来ればいいのだが。

僕の中央線



こうして、時々、心が痛いシリーズを書いてみようと思います。
よろしくです。